Archive for 6 月 30th, 2008

東京 陸軍省

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さて、蛇足になるが、皇居前広場を馬場先門から有楽町方向に馬場先濠を渡って、そ
こにあったのがご覧の陸軍省である。
この敷地は旧松平相模守の上屋敷跡で、今は敷地内には東京會舘、出光美術館、千代田丸の内郵便局、帝国劇場などがある。
帝国劇場は明治44年に伊藤博文、西園寺公望らのバックアップで、創立委員長・澁
澤栄一らの財界人が中心となって造られた明治を代表する西洋風(欧風)の大劇場
だ。
大正時代にはここで上映されたトルストイ原作「復活」の主演女優・松井須磨子の
「カチューシャの唄」が大ヒットした。
もっとも僕は帝国劇場には入ったことも無いので、何の思い出もない。
陸軍省についても何も知らないので、興味のある方は勝手に調べてみてくださいま
せ。
さて、明治維新から先の大戦までの日本の歴史について調べてみると、大正デモクラ
シー以降の日本の政党政治が党利党略に走って、政治の無策で日本経済が世界恐慌の影響もあり、うまく機能しなくなったことがよくわかる。
第二次世界大戦後、アメリカのGHQの占領時代を経て、日本は再生したが、その後の
官僚政治が制度疲労を起こし、低成長時代の国民ニーズとうまく合わなくなってきて
いるような気がする。つまり高度成長時代の富の分配から低成長時代の負の分配にう
まく移行していないのだ。
そのため今後も続く高年齢小子化時代の医療、年金の財源が足らず問題になってい
る。
まるでそれは同じような財政難だった徳川幕府の末期と瓜二つだ。
国内経済の活路を海外侵略による新たな市場の確保に求めるようなことはもうできな
いが、大都市と地方の格差についても何かいい方策を見つけなくてはならない。
いくら地方に高速道路や地方空港、新幹線を作っても地方の人口が増えるわけでも、
大企業が増えるはずはないのだから、そんなことに国家予算を使うより、地方に財源
を委譲して、何々県は教育制度日本一の県とか、関税なしの県とか、医療日本一の県
とか、高齢者福祉日本一の県とか、大都市から地方へ移住したくなるような特色ある
県にした方がいいような気がする。
県単位が無理ならば早く道州単位の国家に変えた方がいいのではないだろうか。
少なくとも高速道路にお金を使うより、地方の産物をPRするCM広告予算に毎年、どか
んとお金を使った方が地域の産業活性化に有効ではないだろうか。
また、テストケースとして、北海道、東北地方、四国全県、九州全県、沖縄地方だけ
でも先に道州制に移行してみてはどうだろうか?
駄目だったら元に戻せばいいのである。
僕は市町村の平成の大合併の後は、県単位の大合併の時代のような気がする。
中央集権から地方分権へ、そういう日本に活路を見出したい。