Archive for 5 月 13th, 2008

行楽雑感

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東京では今年のGWの休日は、後半はあいにく天気がよくなくて、ようやく晴れたのは最
終日の一日だけだった。
そこでこんな日に家にいるのも、何となくもったいないような気がして、僕はまた東京
の見知らぬ町を歩くことにした。
週末はたいてい健康のことも考えて僕は東京のあちこちを歩いているのだが、いつもテ
ーマを決めて歩いているので、同じ町を歩いていても見飽きることがない。
最近では街中にポツンと取り残されたような、小さな稲荷神社に注意して見て廻ってい
る。
今年のGWの休日では、お昼前くらいから白金台界隈を中心に五反田まで歩き、そのまま五反田からは泉岳寺まで地下鉄を利用して、再び泉岳寺から三田、新橋、銀座、日本橋、茅場町まで歩いてみた。後半のコースはだいたい忠臣蔵の逆コースというわけだ。
一日に歩いた総距離数としたらおよそ10キロくらいであろうか。
歩き終わりの、自分の足の疲労感からもそれがわかる。
JRや地下鉄などの最寄り駅から離れた場所にある寺社仏閣や、旧大名屋敷だった庭園、公園、隅田川界隈などに行くとよくわかるのだが、東京にもまだ広く青い空を眺めることができる場所がある。
特に僕が気に入っている場所でいえば、佃島、永代橋、隅田川界隈を歩いたり、清澄公
園や霊岸寺界隈の寺町や谷中日暮里界隈の寺町であろうか。
ご覧の古写真は東京佃島前に浮かぶ弁財船の写真だ。
ちょうどこのあたりの隅田川の河口は江戸時代から江戸東京の湊として、大型の船が停泊する場所だった。
隅田川の上に広がる空が素晴らしい。
また、モノクロの写真というのに奥行きが非常によく感じられる古写真だ。
この写真は他の一連の古写真からおそらく明治初年に内田九一が撮影した古写真と思われる。
何度、長く眺めていても飽きのこない、いい写真だと僕は思う。