Archive for 1 月 7th, 2008

長崎

大判手彩色古写真 長崎 南山手 明治期

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年秋、11月16日~17日の二日間、国内外の古写真研究者を迎えて古写真に関する研究発表「古写真研究国際コンファレンス」とそれを総括する形での国際シンポジウムが長崎大学で行われた。

僕も「古写真研究国際コンファレンス」への出席、参加のご案内を貰ったのだが、本業
の打ち合わせもあり、残念ながら今回は不参加だった。
招聘されていたのは、日本写真協会国際賞を今年受賞されたテリー・ベネット氏(英・
古写真研究家)をはじめ、ヘルマン・ムースハルト氏(蘭・古写真研究家)、セバスチ
ャン・ドブソン氏(英・古写真研究家)、ルーク・ガートラン氏(英・セントアンドリ
ュース大学)、ブライアン・バークガフニ氏(長崎総合科学大学)、小佐野重利氏(東
京大学)、高橋則英氏(日本大学)、三原文氏(大阪大谷大学)、齊藤多喜夫氏(横浜
都市発展記念館)、倉持基氏(東京大学)、金子隆一氏、三井圭司氏(東京都写真美術
館)、井桜直美(古写真研究家・日本カメラ博物館)などといったそうそうたるメンバ
ーだ。

長崎大学からは全体のオーガナイズをされている姫野順一先生と若木太一先生が発表をされたそうである。
17日には、「古写真にみる世界史の中の長崎」というパネルディスカッションも行わ
れ、その会場では上野彦馬、内田九一、富重利平という日本の写真創成期を代表する三名の写真師の御子孫が初めて一同に対面された。
地元の放送局、新聞社での取材もされたので、ご存知の方も多いと思う。
長崎は日本の写真術にとってまさに開祖の地(一つ)だ。
ここ数年、京都の初期の写真師について調べている僕は、結局、京都の写真術の大元も長崎であることがわかってきたので、あらためて長崎のすごさに感心している。