江良加代について

 

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先日、日野の土方歳三資料館に行った帰りに高幡不動の駅ビルのある本屋さんで、
全くの偶然だが坂本優二著「龍馬を愛した女たち」(グラフ社)を立ち読みした。

この本で著者は、いきなり偽おりょうさんを江良加代としていますが、偽おりょ
うに顔の印象が似ているということでしか、根拠は何もない。
まずこの坂本優二氏という方は、江良加代のことをちゃんと調べてから書いてい
ないことがこれで判る。

江良加代は文久二年(1862年)三月生まれで、半身像のあの偽おりょうさん
の写真が撮影されたのは、写真台紙裏側のデザインから、明治四年(1871年)
から七年(1874年)の頃ということが判るので、江良加代は九歳~十二歳の
頃になる。

さらにいえば江良加代は明治十三年(1880年)までは京都に居た事が判って
いるので、あの偽おりょうさんの写真は東京の浅草大代地の内田九一の写真館で
撮影された写真であることから、同一人物ではないことが判る。

ということで、僕はこの坂本優二著「龍馬を愛した女たち」(グラフ社)という
本を買うのは止めて、以後、この坂本優二氏という人物の書いた本は信用しない
ことにした。(苦笑)



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