古写真について調べるならば その2
いつも不思議に思うのは、テレビ番組の制作スタッフや新聞、雑誌記者
はそのリサーチ能力が優秀にも関わらず、なんで古写真について専門家
の意見をちゃんと取材していないのだろうか?
何でも鑑定団で古写真の鑑定をされている日本カメラ博物館の谷野啓先
生や東京都写真美術館の金子隆一(東京都写真美術館専門調査員)先生、
長崎大学の姫野順一先生、あるいは市井の研究者でもある石黒敬章先生
と調べればすぐに連絡先もわかる、ちゃんとした古写真の研究者はいくら
でもいる。
普通、こういった先生方に複数ご意見を伺って、その上で文責を明らか
にして記事を書くというならば話もわかるが、そういうこともしないで
古写真について書いている人が多くいる。
先日の朝日新聞の浮世絵の千葉佐那の記事についても、
この記事を書いた新聞記者は、自分が恥ずかしいと思わないのだろうか。
その後、この浮世絵の女性は千葉佐那 ではなく千葉貞女(てい)だと
判明したのに、訂正の記事も朝日新聞には未だに掲載されていない状況だ。
この新聞記者には間違ったことを報道した場合、訂正記事を書くという、
新聞記者として当たり前の良心もないのであろうか。
やれやれ。




