古写真について調べるならば
古写真についていといろと興味を持ってくれる人が多くなるのは、
大変嬉しいことです。
しかしながら個人の方のブログなどでいいかげんな事や、生半可
なことで間違ったことを書いている人も数多くいます。
まぁ、素人の方ならばそれも仕方がないのですが、仮にも歴史研
究者、あるいは歴史研究家、郷土史家として論文や記事を発表さ
れている方でも、いいかげんな事や、生半可なことで間違ったこ
とを書いている人も数多くいます。
これはその方がちゃんと自分で調べてもおらず、写真の現物さえ
見ていないにも関わらず、単に自分の想像、推測、妄想で書いて
いるのでさらにたちが悪い事例です。
また、このことで一般の方はその人の名前だけで信用してしまい、
さらに自分のブログなどで孫引きして書いて間違った情報を撒き
散らかすという悪循環の始まりです。
もっと困ったことはこれは一般の人のみならず、テレビの番組制
作スタッフや新聞、雑誌記者も同じです。
つい最近の具体的な事例でいえば、「女性自身」のシリーズ人間
「新説女龍馬伝 誰よりも龍馬さんに愛されたのは、私です」と
いう記事がそうでした。
これは女性自身の記者がせっかく阿井景子先生に取材して原稿を
書いて貰ったのにも関わらず、阿井景子先生のご意思も無視して、
記事の冒頭に坂本龍馬の写真とあの偽おりょうさんの写真を並べ
て掲載しておりました。
まぁ、一応「30代のお龍とされる。写真提供/井桜直美」と冒
頭のページの下に写真の説明が書かれていましたが、「結局、こ
の雑誌編集者、記者は、あの偽おりょうさんの写真をおりょうさ
んの若い頃の写真だと信じているんだなぁ」ということでした。
また、これを読んだ読者からすれば阿井景子先生もこの偽おりょ
うさんの写真をおりょうさ んの若い頃の写真だと思っていると
誤解されても仕方がないですね。
ちなみに阿井景子先生はこの写真は偽おりょうさんだと考えてお
られます。
やれやれ。




