東京鎮台

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鎮台はフランス陸軍に範をとった陸軍編成で、当初日本における役割は国内の治安維
持だった。
そのため、平時の編成としては鎮台のみ置き、戦時には機動性に欠ける鎮台を旅団
(明治18年以降は師団)に臨時改組することにした。
東京鎮台はそれまであった東山鎮台(石巻)、西海鎮台(小倉)を廃止して、明治四
年八月に設置され、歩兵第1連隊が所属し、当初は御親兵から転じた者と、士族から
の志願兵で編成された。
このとき他には東北鎮台(石巻)、大坂鎮台、鎮西鎮台(熊本)が設置されている。
初代東京鎮台司令長官は三浦梧楼である。
東京鎮台営は当初は皇居外苑の旧幕府歩兵屯所にあり、馬場先門前に東京鎮台騎兵隊が、日比谷に練場が置かれたが、後に六本木に移転した。
移転先は旧防衛庁跡地・赤坂中学校・檜町公園で、この敷地は元は長州藩毛利家の藩
邸跡。
現在の六本木、東京ミッドタウンがその場所である。
また現在の皇居東御苑(旧江戸城の本丸と二の丸にあたるところ)は、明治維新後、
東京鎮台工兵作業場等に使われていた。
というわけで、ご覧の古写真は旧幕府歩兵屯所、旧安藤対馬守の上屋敷の建物と思わ
れる。
大名屋敷の玄関前がよくわかるいい写真だと思う。
先ほども書いたとおり、ここは現在は皇居外苑広場で何も無い。



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